超硬合金とは?

超硬合金とは?

超硬合金は、炭化タングステン(WC)とコバルト(Co)との合金です。材料の主体はWCで、Coは接着剤の役割をしており、一般的に、WCの粒子が小さいほど硬さが増し、Co量が多いほど硬さの程度は低くなります。超硬合金は硬いが脆い材料のため、使う用途によって硬さと粘り強さのバランスを考えた材料設計が重要になります。超硬合金素材の製造は、タングステン鉱石の再生から始まり、炭化、プレス、焼結などの過程を経て、完成します。