こんにちは。愛知県碧南市でダイヤモンド工具の製造販売をしてるウメムラです。
今日は金属の中でも固い(超硬)と言われる材料を削るときに使うPCDの材料を紹介します。
PCDの種類について
PCDの種類は削る金属の硬さによって材質をいろいろ変えています。
PCDの種類
構成ダイヤモンド 平均粒径 (μm) |
特徴 |
36+16 | 耐摩耗性に最も優れたダイヤモンド焼結体です。非鉄合金、アルミニウム、アルミニウム合金、アルミ-シリコン合金との粗加工にてきしています。 |
10 | ダイヤモンドの粒子間結合が緻密なため耐摩耗性が高く、広範囲の材料の加工が可能です。アルミニウム、アルミニウム合金、アルミ-シリコン合金、銅合金、カーボン、FRP、など幅広く用いられます。 |
1+微粒 | ダイヤモンドの集中度を高めた、高靭性・高耐摩耗性のダイヤモンド焼結体です。アルミニウム合金、各種銅合金、黄銅、プラスチック類等の旋削精密加工用に適しています。 |
超硬やハイシリコンなど硬い材質を削る場合は粒度の荒いPCDを使います。
材質によってPCDの粒度を変更できますのでご注文の際には何を削るかなどを教えていただけると助かります。
当社では粗粒から超微粒まで色々な種類のPCD素材を取り揃えています。